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 ■-- Nu Mixx Klazzics Vol.2 (Evolution: Duets and Remixes)
 >>>PPG   -- 2007/08/14-15:36..No.[148]
   

Track List:
Picture Me Rollin' (ft. Kurupt & Butch Cassidy), Keep Goin' (ft. Fatal Hussein), What'z Ya Phone # (ft. Candy Hill), Staring Through My Rear View (ft. Dwele), Hail Mary - Rock Remix (ft. The Outlawz), Got My Mind Made Up (ft. The Outlawz & Kurupt), Pain (ft. Styles P & Butch Cassidy), Lost Souls (ft. The Outlawz), Wanted Dead Or Alive [Gangsta Party] (ft. Snoop Dogg), Initiated (ft. Boot Camp Clik), How Do U Want It, Picture Me Rollin' (ft. The Outlawz)
Record Company: Death Row/Amaru/KOCH Records
Released: August 14th, 2007 (KOC-CD-5929)




>>> PPG -[URL]  -- 2007/08/14-15:37..No.[149]
 
     レーベル立ち上げ資金を巡る訴訟以降、破産申告などで動きがとれなくなったSuge KnightのDeath Row Records。旧譜の再発やコンピレーション盤のリリースだけが継続し、新譜発表の予定は途絶えてしまっているのが現状だ。権利関係も相当ややこしい事になっているらしい。
 そんなDeath Row Recordsだが、2003年にリリースした「2Pac/ Nu-Mixx Klazzics」のVolume2 を発売予定…という情報が伝わって来たのが今年の春。"2 Of Amerikaz Most Wanted" や "Life Goes On" といった代表曲を大胆にRemixした「Nu-Mixx Klazzics」は、ファンの期待に応えきれない出来映えだったが、それでも全米で50万枚を売り上げたという。とはいっても、やはりRemix Albumはもう結構です…という思いが強かった。
 しかし、今回の Volume2 はDeath Row/KOCH Records制作ではなく、Amaru Entertainment/KOCHによるプロジェクトだという続報が入って来て、Albumタイトルも「Evolution: Duets and Remixes」になる…という事で、ひょっとするとそれ相応の出来映えになるのではないか?と仄かな期待感も高まってきていた。

 実際にリリースされたRemix Albumは『Nu Mixx Klazzics Vol.2 (Evolution: Duets and Remixes)』というタイトルで、そこにはDeath Row Recordsのロゴのみ…。AmaruやKOCHのロゴはどこにも無い(Death Rowお約束の Executive Producer: Suge Knight の記載も無いが、当然といえば当然か)。しかし、CDの型番はKOCHのモノで、インナースリーヴにはAmaruの Tupac Amaru Shakur Center For The Arts の案内も記載されている。
 権利関係上、Death Row名義は欠かせなく、このような措置になったと思われるが…紛れもなく、コレはAmaru Entertainment/KOCHによるプロジェクトだろう。ジャケット写真は「THUG LIFE/ Volume I」用に写真撮影した時の2Pac Shotである。

 肝心な中味の方だが…大胆なRemixに期待している人も楽しめて、既発オリジナルVersionの雰囲気を損なわないで欲しいと願っている人も楽しめるRemix Albumとなっている。全く新たなTrackによるRemix Versionと、既発オリジナル楽曲を活かしたRemix Versionの半々でAlbum全体が構成されている…というのが今回のポイントなのだろう。
 先に漏れ伝わってきていたRemix Versionとは違うRemixで収録された楽曲もいくつかあり、ギリギリまで試行錯誤していた事が察せられる。それだけ慎重に、丁寧に仕上げられたRemix Albumなのだ。それら複数のVersionが存在するRemixは、Bonus Track付きのCD(日本盤もその予定)でも一部お披露目される事になっている。
 純粋なHipHopリスナーからは総スカンされるであろう "Hail Mary (Rock Remix)" なんかも、私は「これもアリだ!十分イケる!」と思えた。2Pac=Makaveliが全く独自の世界を切り開こうと制作した「Makaveli/ The 7day Theory」における諸作品を半端に再構築しようとしても太刀打ち出来ないのだ。ならば、潔くここまで違うジャンルのサウンドで進化(=Evolution)させた方が良いと思う。
 
 The Notorious B.I.G.の最終章=「Duets」とは違い、[Duets and Remixes]と銘打ったわりにはそんなに超豪華なゲストが馳せ参じているわけではない。しかし2Pacファンは今更そんなゲストを熱望していないだろうし、生前の2Pacと縁の深い面々を中心に揃えたメンツ(ほぼ皆が新録)で彩った事は正解だった。新たに加わったCandy HillやDwele, Butch Cassidyはフックを印象的なモノにする貢献をきちんと果たしている。

 ここ最近ではDJ Fatalのような、いわゆるDJ Remixを聴いているリスナーも多い事から、そのような華やかでキャッチーなRemixを期待してしまうファンも多いだろう(DJ Fatalは海外某フォーラムに於いて、今回のNu Mixx Vol.2を五つ星における四つ星相当の高評価を下している)。しかし、DJ Remix/Blendというものは、版権無視で他者既存曲と2PacのアカペラをMix出来るからあぁいった仕上がりになるのであって、オフィシャルで発売するRemixで同じような手法を展開させるのは無理があるのだ。
 ここはひとつ、オフィシャル・サイドによる送り手側の全く新たなサウンドや新たな装飾といった意匠を、先入観無しに真っ新な気持ちで受け止めてみて欲しい。2Pacのあの独特なフロウと生々しいメッセージは一切損なわれる事なく、新たな輝きを備えて迫ってきてくれるはずだ。
 

>>> VALLERYN   -- 2007/09/21-19:28..No.[151]
 
    著作権がしっかりしている正規盤と言えど、Track Listに並ぶ曲名達はやはりMIX盤である。
未発表曲などの収録が無い。タイトルも最終的には[Nu Mixx Klazzics Vol.2]に落ち着いた。
あたしはこのRemix Albumに対し、予約段階から購入を何度か躊躇したひとりである。

結論から述べると、思った程の拒否反応は出なかった。
むしろ、「耳に残る」。
いい裏切りだ。

曲順の効果もあるのかも知れない。
(Bonus Remixが二曲含まれる日本盤は少し事情が違うだろうが。)
オープニングとエンディングを占める[Picture Me Rollin']。
どちらのRemixが良いか…考えても答えは出なかった。
[feat. Kurupt & Butch Cassidy]はオープニング向けで、
[feat. The Outlawz]はエンディング向けで当たりだと思えた。
[What'z Ya Phone #]は聞き方に寄っては、
深みのあるPacの低音ヴォイスをCandy Hillが引き立てているようにも聞こえる。
悪くない。
そう思っていると、[Staring Through My Rear View]が控えめなRemixで落ち着かせてくれる。
だが、ここでまた流れが一転する。
賛否両論であろう[Hail Mary -Rock Remix-]である。
Makaveliが教会で礼拝中と例えるとするならば、
イントロの鼓動が印象的な[Makaveli: The 7Day Theory]はどちらかというと自らの内側(体内)へと進んでいる。
[Hail Mary -Rock Remix-]はそんなMakaveliの姿だけでなく、
教会内の静けさに反した雑踏の騒々しさまで背景として浮かんで来そうだ。
つまりRock RemixはMakaveliを教会の外へと導いているのである。
勝手な解釈かも知れないが、同じ[Hail Mary]でもオリジナルとこのRock Remixは全く視野が逆転しているように思える。
これはこの[Nu Mixx Klazzics Vol.2 (Evolution: Duets and Remixes)]全体に言える事かも知れない。
それはそう。
2Pacの内面を的確に表現出来るのは2Pac本人だけなのである。
だが、[Pain]、[Lost Souls]と今尚「心に痛い」曲がこの後に続くのである。

収録曲も揉めに揉めたと聞くが、その結果は成功と称しても良いのではないだろうか。
2Pacの魅力や存在感を再認識出来る一枚に仕上がっていると思う。

幾ら構成勝ちでも、そりゃやっぱりオリジナル曲に勝るものはない。
だがオリジナル曲を収録しただけの[Mellow Selections]に比べれば、
このRemix Albumはよっぽど聞き応えがある。

MIX盤としては5つ星。
だがオリジナルにはやはり劣ってしまう。
なのであたしは、4つ星半の評価としたい。
 

>>> Hiro   -- 2007/12/05-00:00..No.[152]
 
    VOL.2というタイトルからどうしてもDEATH ROWの「Nu-Mix Klazzicz」を連想してしまい、近年のオリジナルに編集を加えた<新作>を聴いているせいもあって、既出の有名曲のREMIXだということで不安と期待でもう胸一杯でした。
このサイトで前もって情報が入っていなければ、取りあえず買っておこうくらいにしか思っていなかったであろうVOL.2。

結論から言うと、結果的に久々に良いアルバムが聴けたと自分は思います。

前に発売された「Pac's Life」のボーナストラック収録のDear Mama Remixは自分の中では当たりでした。

もう今となっては本人がプロデューサーと肩を並べて作品を手掛ける事が出来ない以上、生前の名作には及ばずともせめて「UNTIL THE END OF TIME」くらいのクオリティのアルバムがいつかまた聴きたいと思っていたので…
先に挙げたDear Mama Remixのように甲乙は別として原曲を知っていても意識せずに聴けるREMIXであれば…と。
今作VOL.2は前作とは違い、Pacの声と音の相性が良く、声が生きていて、メインである彼の声やリリックの内容が音によりちゃんと引き立てられている丁寧に作られた作品だと思います。

全体通して聞いても、Picture Me Rollin'が最初と最後に収録されたことも気になりませんでした。
Hail MaryのRock Remixも前後の曲と比べて少し浮いた感じがするくらいで曲自体は無理矢理感は無く、こういったものも作れるのかと正直驚きました。

個人的には日本盤収録の13曲目=DAZ客演のLost Soulsがツボだったので(当時関わりがあった人間だけに、二人の名前を言うラインがなんともまた!)日本盤がおススメですね☆

欲を言えばSnoopにも新録のヴァースを入れて欲しかったですが^^;、それも含め今後のリリースを楽しみに待とう思います♪
 

>>> J.T.B   -- 2008/11/11-03:55..No.[191]
 
    ちょうど去年私がアメリカはLAに留学していた時にリリースされたRemix CD。せっかくなので家電量販店Best-Buy限定盤を買いました(笑

個人的には、この一枚非常に気に入っています。
なんと言いましょうか…新しいRemixではあるんですが、どこか生前の曲々の雰囲気、匂いを感じさせるトラックだったと言いますか。
その辺にPacに対する敬愛を感じました。
もちろんHail Maryは抜かして(笑

特にお気に入りはLost Souls。ほとんどイジってないにもかかわらず
何か新しい。さらに心地よい。

ちょうど留学の話が出たのでブラックと音楽についての話をさせていただきます。
LosAngelesのやや南にLAで最初の黒人のためにできた教会があります。
シンガーである学校のブラックの先生から、そこのGospelが良いと聞き、ちょっと聞いてみようか程度で独人の友達と日曜の礼拝に行きました。
もちろん、我々以外皆ブラックの人々だし、治安もよくないとこにあるので受け入れてもらえるか不安でいっぱい。
しかしいざ中に入ると、丁寧なエスコートで出迎えてくれました。
神父様の話の後、ゴスペルの時間に。
最初は、みんな天使にラブソングをみたいに踊りながら歌ってるし、歌うまいしすごいな程度しか思いませんでしたが、徐々にに聖歌隊も礼拝者も熱が入り、多くの人が
「ありがとう、神様。今日の恵が、黒人の今日があるのは神様のおかげです。hallelujah<ハレルヤ>」
と涙ながらに叫び歌っていました。
その姿を見て、Godが、さらに神の言葉God-SpellであるGospelが、音楽が、彼らBlackにとって如何に重要である(あった)か、Identityであるか。
そういったものを肌身で感じました。気付けば、私も涙しながら横の方にハグされていました。

うぬぼれかも知れませんが、この体験でいちBlackであったPacが代弁したかったことや、彼の心情を一つ深く感じれたような気がします。

長文、駄文失礼しました。


 

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